直人と倉持の会 Vol.1『夜更かしの女たち』

『夜更かしの女たち』　

【作／演出】倉持裕
【出演】竹中直人、中越典子／マイコ、馬渕英俚可、篠原ともえ、安藤玉恵、浜野謙太／風吹ジュン

本多劇場、当日券で観た。

竹中直人で馬鹿笑いできるのかと思ったら、そんなに笑えないやつだった。
高校卒業以来１５年ぶりとなる同級生の出現でギスギス話が展開していく。
不安、妬み、嘲笑などなど、とにかく不愉快だらけの女子たちの会話劇。

たまらん、倉持裕の作るこういう雰囲気最高。
そんなギスギスの中からたまに出る笑いが心地よかったりして。

セットにも感動。よくある駅の待合室かいと思いきやそこに本当に電車が入ってきた！（しかもちゃんと人乗っててちゃんとしてるの）
２時間弱の芝居なのに何故か途中２０分の休憩。ここがミソ。
電車を挟んで前半が待合室、後半が電車の反対側のロータリー。
同じ時間の表と裏。全ての話が一本に！！

筋書き自体は大した事ないのかもしれないけど、見せ方と脚本なのでしょうねえ。
こういう作品観られた時の至福感！舞台って面白いと思う

※馬渕英俚可さんの背中がエロかったです。

東京は２９日まで。
http://www.naoto-kuramochi.com/

チケット詐欺

あした、マクロス7のファイヤーボンバーのライブに行ってきます。先ほどチケット確保した。

チケット手に入れたくて必死だった。
ヤフオクがヤバいことになっていた、7000円のチケットが二万越え余裕…。さすがに手が出ないよ。

そこで、いつもの手段mixiに飛び付いたわけさ。チケット譲渡トピックがあって、行ってみるとチケット難民が溢れかえってやがった…。チケット余らせた人の書き込みをみつけてはメッセージ送っていたのだが、ことごとくもう譲り先が決まったと…。これは困ったと思っていたら、いつだかメッセージ送った人から３日後ぐらいにメッセージが送られてきたのさ。「さきに譲る予定だった人にドタキャンされました、つきましてはあなたに譲りたいので連絡ください、時間もないし素早く対応できそうな方だと思うので」と。キタキタっ！腹のそこが熱くなるのを感じたよ。もちろん夜中なのにソッコー返事した。どうだい、この迅速対応っぷりと言わんばかりに。相手も、感謝の言葉とともに振込先を教えてきた。
翌日、早い段階で振り込みを済ませて、確認してとメールを送ったんだ。
ただ一つおかしなことがあって、ぼくは一枚だけ欲しいと元々のお願いメッセージには書いていたのに、二枚譲ります、値段は定価通り14500円（手数料こみ）ですと、うーん何故？３日前のメッセージだから忘れたのかな？一枚で結構ですと言おうと思ったんだけど、そこで悪い自分が耳元で囁いたのさ。

「一枚売っちまえよ、ヤフオクで」

ごくり、確かにヤフオクは倍以上の値段で落札されている。

ってことで、二枚もらうつもりでそのことにはつっこまず二枚分の金を振り込んだわけ。

さぁ、そろそろ確認しました、発送しましたメール来るかなと思っていたら電話がなった。
「みずほ銀行です、○時頃14500円の振り込みをしましたね」
「いかにも」
「相手様の銀行口座に振込みができませんでした、返金します」

あれ？なんか間違えたかな、確かに振込相手を名前から入力する銀行だったから…。明細ともらったメールを見比べる。間違えてない。明細を写真でとって先方に送った。返事はすぐに来た。
「おかしいですね、明細見るかぎり間違っていないのですが、銀行に確認してみます」と。
こりゃ現金書留が早いんじゃないかな、と言おうと思ったが、別の口座指定するかもしれないし相手の対応待つかと。

話はそれからさ。

二時間待っても三時間待っても連絡が来ない。おいおい銀行閉まるで。（ちなみにこれ今週の火曜日の話）
夕方になり、業を煮やしメールしてみた。「その後どうなりましたか、現金書留にします？」
すぐにケータイは鳴った。返信かな？見ると、ながながと英語のメッセージ…、所謂あなたのメールは送った相手に届いてないよってやつ。
受信拒否…

そこでおいら初めて気がついちゃった。

騙されていたと…

聞いていた番号ももちろん繋がらない。お金戻ってきたということは、こいつ既に何度もやっていて、バレて、口座凍結されてるってことやん。
お金は返ってきてるから損はないんだけど、こんな簡単にあっさり騙された自分が情けない。そして何より信じてた人（？）が悪いやつだったことを知り腹がたった。

そのあとそのmixiのトッピクの書き込みみたら、同じく騙された人がそいつには気を付けてくださいって。いやー、見事に騙されたね。ライブまでの時間がない焦りをうまく利用しているよ…。
しかし、相手も振り込ませたかったんじゃないか？詰めが甘かったですよ。口座凍結とか。捕まるんじゃないか？ていうか、現金書留でとか提案しなくてよかったぜ。

え？ライブのチケットはどうやって確保したかって？
それは、また別の

お・は・な・し

「ウサニ」＠ルテアトル銀座

【原作】野島伸司「ウサニ」【脚本】野島伸司
【演出】永山耕三（フジテレビジョン）【音楽】小室哲哉
【出演】溝端淳平　平野綾（ダブルキャスト）　真野恵里菜（ダブルキャスト）
未来穂香　板倉チヒロ　平田敦子 ／ 温水洋一　高岡早紀　山本耕史　ほか

知り合いに誘われて行くことに。
普段なら絶対見ないタイプの舞台。

開始３分「これヤバいやつだ…」
爆死臭がプンプンする。

そして悪い予感は的中。

ビックリするぐらい面白くない！ぐだぐだとずっと愛とは何かというのを問答し続けているのだが、ひたすら台詞量が多いだけで、単調でまったく頭に入ってこない。
一幕終わった所で、隣の知り合いを伺うと放心している、あまりのつまらなさに。

結局２幕もこれと言ってたいした展開も見せず、終幕。
こんな残念な芝居観たのは記憶にないぐらい。

溝端くんがドラマなどでどんな演技をしているかは知らないけど、ちょっと見ていられなかった。あのくそ長い台詞を覚えたのはご苦労様だけど。平野綾の演技はあざとすぎてキツい。２人とも若いのでこれからだと思います。

こんな大きな箱に話題だけで客を集めて、どれだけの人が満足したのだろうか…
温水さんとかわざわざ出しといて、すっごいもったいないですよ。役者はどんな思いでやっているのだろうか。
テレビの人が戯れに演劇作ってみましたみたいなのは絶対ダメだね。

唯一良かった点は、
「浴衣姿の高岡早紀がすごくエロかったこと」

舞台は始まったばかりです、興味の有る方は是非！

大人計画「ウェルカムニッポン」

松尾スズキの書く本が前より好きになっている。
人に内臓なでられているかの様な気持ち悪さ。狂気、エロ、グロ、見たくない人間のリアル。絶望。それでもやってくる明日。それを笑い飛ばす。とっても大人計画でした。

テレビや映画には持ってない魅力ですよね。
メインカルチャーにならない理由があります。

ファンとしては、冒頭の全員集合して歌うシーンは鳥肌でした。
あと松尾さんのMC芸がたまらんかった！

星野源と少路はなんとかならんかったのか！せっかく久しぶりの本公演なのに。

中川かのんコンサート

「神のみぞ知るセカイ」中川かのん starring 東山奈央　1st コンサート2012 Ribbon Revolution

中川かのんちゃんのコンサートを制圧してきました。
気持ちの良いライブでした。

日比谷公会堂っていう場所がいいんですね。
広い箱ではないのでどっからでもよく見える。丁度良い。みんな幸せ。

持ち歌ほとんど歌ったんじゃないかな。あんまり無いものね。

ど頭、Date of Birth→LOVE KANON→YES-TODAYのアルバム通りの流れは最高。バンバン！

新曲「バレバレバレンタイン」は振り付けも歌もホント可愛かったずら。

それにしても歌うまくなったよね、安心して聴いてられる程に。
バラードも聴きごたえがありました。そして、スピーチからの名曲「らぶこーる」の流れはゾクっときた。なるりんライブと一緒やん。ハッピークレセントでも映像とシンクロさせる演出があったね、あれも最高にフンコー！

ゲストコーナー
早見さん、歌うま！肝が据わっていらっしゃる。NAKED GENIUSカッコ良かった。はやみんは実際ジーニアスだと思う。
下野、まさかのアレ熱唱。大爆笑。
あとかな恵たんね。サプライズゲスト！まぁかわいい。何も言えねえ。

ひとつ注文つけるとしたら、コイノシルシ（名曲過ぎ）、アイノヨカン（名曲過ぎ）は３人で歌って欲しかった。。

かのんちゃんライブ、また次があることを期待したいです。これぐらいのキャパの会場がいいな。

※ライブ終わった瞬間、興奮し過ぎて声出して泣いてる黄色いリボン付けたおなごがおりました。始まる前からはしゃぎ倒していたので気になってたのですが、最後さすがに引いたなあ…

Birth 〈初回限定版〉

桜色卒業｜バレバレ・バレンタイン

スフィアライブ2010 sphere ON LOVE, ON 日本武道館

「スフィアライブ2010 sphere ON LOVE, ON 日本武道館」

初参戦。

どうせあのノリでしょ？
狂ったように全員でサイリウム振り回してさ、前奏のとこでは４人が甲高い声で「ハイ！ハイ！」と煽って、みんなでそれに呼応して叫ぶ。MCトークでは「ここに立って歌っているのはみんなのおかげ」だの、「こっからだとみんなの顔がよーく見えるんです」だのとお決まりの話するんだろう！
と、完全に斜めに構えて臨んだのである。

ーーーーーーーーーーーー終演ーーーーーーーーーーーー

うん概ね間違ってない…。だけど、

生意気言ってすみません！
超楽しかったっす！
すごい満足して帰ってきましたっす！

元はと言うとあいなまちゃん見たかっただけなんです。そしたらどうよ、

鷲掴まれたわ！特にムラサキ！！

ちょっと思いついた事をだらだら書き留めておく。

開演ど頭で、なぜだか３０分近く三文芝居を見させられて、いきなりゲンナリさせられる…。さあ気を取り直してやっと始まる！予想通りムーンシグナルだ。しかし全然高まらない。なんか音響とかあんまりよくなかったせい？なんだかステージでの踊りもチグハグで。２曲歌ったところで、いきなりソロコーナー、はいわろ。しかしまさかこのソロでの持ち歌コーナーでエンジン点火されるとは思わなんだ！！

先鋒はスフィアの残念な人（←もちろん今日までの私が勝手に言っていた呼称である）、高垣彩陽。２曲目でシュートをしかけられる、死ぬ。ビックリするわ、何あの歌唱力！これで食っていけるんじゃないのか！？声楽科はだてじゃない！

次鋒は団地妻こと寿美菜子。
これが始まりである。とにかくすっごい可愛かった。ぴょんぴょん跳ねている。生き生きしてるんですよ。美人さんだぜ！胸きゅんですわ。

副将はあいなまこと豊崎愛生。
あれれ？矢野顕子こじらせてる？しかし、単体で見る方がいいですね、かわええ。やっぱり４人でいるとデカさばかりが気になったので。

大将、戸松遥。
本物がいたっす。１曲目の新曲がとってもアイドルソング、松田聖子の「ロックンルージュ」みたい。動きにもキレがある！きゃぴ具合も丁度いい！なるほど声援も一番でかい。戸松メドレー、唯一知っている曲「Girls, Be Ambitious.」が最初に。完全にふれましたね、気が。

なんかスフィアが楽しくなってきたぞい！！

そして４人揃った時には、もうただ楽しい気持ちで最後まで盛り上がったのだ。

なんだか今日は、ボンブラやPerfumeで盛り上がっていたあの頃の気持ちが少しだけ蘇ったような、気分のいいコンサートであったよ。

あと前方でずっとヲタ芸打ってた二人組、お疲れ。ヲタ芸の最終形態なのだろうか、とてもカッコ良かった、退屈しなかったのはそれのおかげかな。

これからは、寿さんに大注目。
好きである。

吉野家にて

今年の夏の終わりなんですけどね、
近所の吉野家が改装オープンしたんで初めて行ってきたんですよ。きれいになったのはいいんですが、一つ疑問というか納得いかないことがあるんです。

なぜかこの店、洗浄機が見当たらない。

洗浄用シンクがあるのはわかるんだけど、どこを見渡しても洗浄機がないんだ。
あれ〜妙に変だなぁ、嫌だなぁと思って、ふと店員を見るとシンクの底からザバババババ！と、どんぶりや皿などを引き上げて、そのまま所定の位置らしいところに戻したんですよ。
わたしもここの所の忙しさから、そうか夢でも見てるのかなぁなんて思ってその日は家に帰ったんです。

あくる日、またその店に寄ったんだけどやっぱり洗浄機がない！
あ、これは夢なんかじゃなかったんだと思って、じーっと目を凝らして見ていると、シンクが仕切りで３つに分かれていて、使われた食器を順番にその仕切ったシンクをくぐらせているみたいなんだ。
最後の３つ目はお湯だけになっていて、すすぎ専用みたいなんですね。

…………………、

いやいや、納得いかないって。どういうシステム？なんでそれでＯＫなわけ？飲食業界では当たり前？洗浄機が全てじゃないけどさ、生理的にえっ!?と思うでしょ。
まぁ店の人に聞いても仕方ないので、首かしげながら帰りました（全部きれいにしたけど）

＜吉野家大森西口店＞