東京オレンジ

東京オレンジ
クロックワークオレンジシリーズ番外企画 学習院女子大学”感動市場”演劇祭参加作品
『Re:2005〜million's scattered messages from 'dead poers society'』@学習院女子大学やわらぎホール(18:00〜)

構成・演出・選曲:横山仁
出演:早川紘生、黒川順子、井上麻由子、金川周平、住友大気、石塚隆行、野村緑、大森智治、宮田慎一郎、斎木恭兵、金崎敬江

団員の井上さんにお誘いのメールを頂き、せっかくの縁だと思って行って来た。ちょっと学習院女子ってとこに惹かれたのもあるけど。しかし休日ということでほとんどもぬけの殻、残念。会場案内の女子大生は素敵でしたけどね。金持ち学校は違うね、何やすらぎホールって!ホントやすらげちゃいそうな所じゃないか。あまり人は集まってなかったな、ちょっと寂しい。開演前と開演直後にこの度の芝居についての説明(タイトルの言わんとしていることについて)があるのだが、あんまりよくわからない。まずは出演者の役柄が紹介される形で順番にあがってきたのちは最後まで舞台に上がりっぱなしで、休み無く動き回っている、椅子から立ったり座ったり、時に会場全体を走り回ったり。様々なストーリーを元に人と人との関係における不条理さだったり、なんかだったり・・(すいません、ホントよくわからなかった。)を訴えかけられる。絶え間ない人の動きや、ピアノなどの音楽による抑揚、紡いでいかれる言葉がリズムを作り何か心地よい空間だった。それがいい感じに眠気を誘ったことにしよう、ちょっと寝ちゃった。多分他のお客さんにとってもそうだったのか、ラストはそれらが津波のように襲ったあと一気に静寂を迎え、演者全員が正面をじっと睨んだままたち続けるシーンだったのだが、そこで無常にも響き渡るどこかのオッサンのいびきの音「んごごごご〜」・・・気まずさこの上なし。なんだろう客側の一人として連帯責任というのか罪悪感を覚えた、、誰か起こしてやれよ。
普段自分から観る様なことがないものだからこそ色々な発見があるものである。井上さん素敵でした。また呼んでくれると嬉しいよ。