男子はだまってなさいよ!7「天才バカボン」
男子はだまってなさいよ!7『天才バカボン』@本多劇場
原作:赤塚不二夫
作・演出:細川徹
美術:五月女ケイ子
音楽:スチャダラパー
出演:荒川良々、松尾スズキ、釈由美子、皆川猿時、坂田聡、今野浩喜(キングオブコメディ)、小浜正寛(ボクデス)、五月女ケイ子、大堀こういち
まさかの「天才バカボン」ですよ!
よく考えてみると、男子でやるのにこんなピッタリな題材はないですよね!
バカボンやるって聞いただけで、うおーきたー!と思いましたもの。しかもバカボンのパパに松尾スズキ!!ママ役にはなんと釈由美子。何この最高のキャスティング!もうぴったりじゃーん。マックスでハードルが上がった状態で観てきました。
最高!腹筋崩壊!!
まったく期待を裏切らなかったです。毎度の事だが、とにかくくだらない!この最高に笑えるくだらなさは、明日からの生きていく活力に…なんて全くならないようなくだらなさ!
松尾さんと大堀さんという私の中での夢の競演が目の前に!どちらも引けを取らぬ変な動きっぷり、爆笑、感動。
良々、皆川さん、今野という収拾のつかないスリーショットの図も笑いました。この3人だけで舞台に立たすって危なすぎるぞ!肛門から頭を入れて口から出そうとする今野くん、それをやんわりと無理だと諭す釈ちゃん。
釈ちゃんの頑張ってる感がとっても好感持てたのです!一生懸命みんなについていってる感じ、大好きやで。
本当に面白かったです!映像化待機。
そうそう、金正日やうなぎ小便男だの、前回の男子やONアベックホームランからのネタを引っ張ってきてるのが細川ファンとしては嬉しいところでした。
細川さん・五月女さん親になったんですね。めでたい!!
Piper『THE LEFT STUFF』
Piper『THE LEFT STUFF』@本多劇場(4月17日)
作・演出:後藤ひろひと
出演:川下大洋、竹下宏太郎、腹筋善之助、山内圭哉、後藤ひろひと
相武紗季、岡田義徳、川田広樹
海底に埋没する次世代エネルギー「メタンハイドレード」を調査すべく結成された「NEO」。「海底調査員選考」のために「海の家」と呼ばれる研究施設に送りこまれた候補生、男性6名、女性1名。おかしな奴らの7日間を観察し、たった一人を採用する。その監視室こそが、「客席」なのだ。(チラシより)
400人のお客さんの選択により異なるシーンが見れるという、実験的な芝居。
でも、こういうのってすごく緊張するね。指名されて舞台上に上げられたりもしてるんだけど、
もし自分があの場に立たされていたら、どのような立ち振る舞いをしていただろうとかすごく考えてしまう。
今回選ばれた女性の人は緊張のあまり、ほとんど何も言えず、ただ荒い鼻息とエヘエヘという妙な笑い声ばかりを届けてしまうという結果に終わっていた。もう自分の事のように心臓が痛い!!まぁしかしそこは想定の範囲内なのだろう、それすらも上手く笑いに持っていってくれるのはさすがだ。
ただお客さんの選択で話が分岐していくというわけではなく、あくまで次のシーンのみが異なるだけなので、一体どれほどの効果があったのだろうかと感じた。DVDになった時に全パターン見ることができるかな?テーマは客が参加するってところにあったのだからいいのだが、ちょっとだれてしまったかなとも思う。肝心の舞台の本編がスカスカな感じがある。もっと笑わせてほしかったっす。
最後の出し物は最高ですけど!
もじゃきがもっとぶっ壊れるかと思ったが、わりと大人しかったね。
追記:客の選択はストーリー自体にそれほど影響持ってないと書いたのだが、どうやら最後の選択でエンディングが変わるらしい!!見てないほうのエンディングを見たい!
AGAPE store 『残念なお知らせ』
AGAPE store 最終公演『残念なお知らせ』@全労済ホール スペースゼロ
作:桝野幸宏 演出:G2
出演:松尾貴史/片桐仁/新谷真弓/岩井秀人/吉本菜穂子/久ヶ沢 徹/
子供のためのショーで全国を回る、人気子供番組の一行が宿泊しているホテルの一室での話。出演者の一人がホテルの外で何者かに刺されたという連絡が入り、明日の公演はどうする!?犯人はこの中にいるんじゃないか!?と、激しく人間の汚い部分が交錯しあうドタバタコメディ。
非常に面白かった。
ものすごい笑ったし、話の展開にもドキドキ!
ワンシチュエーション・コメディっていうのがとても好きである。
リアルタイムで起承転結が完成する感じ。2時間程度でこんなにも色んな事起きるかね!?ってぐらいの展開を見せるけどね!
今回何故か1列目で観ることができた。
デリヘル嬢役の新谷さんのスカートの中とか、胸につい注意を持っていかれてしまったのはオレだけではあるまい…。最前で見えすぎるというのも困る。
しかしまさかの飛び蹴りに、会場大爆笑!
片桐仁の歌のお兄さん、久ヶ沢さんの体操のお兄さんというのを、テレビで実際見てみたいね。
それにしても松尾さん×G2がこれで最後っていうのは本当に残念。
楽しみが一つなくなってしまった気がしてならない。
阿佐ヶ谷スパイダース『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』
阿佐ヶ谷スパイダース『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』@本多劇場
作・演出:長塚圭史
出演:池田鉄洋/内田亜希子/加納幸和/小島聖/伊達暁/中山祐一朗/馬渕英俚可/光石研/村岡希美/山内圭哉
偏りはあれど少なからず芝居観てきて、この人好きだと思う演出家、作家は幾人かおります。
そんな中の1人、長塚圭史。
どう好きとか語れる口じゃないんだけど、
この人の作るものは刺激的で脳や体にビッシビシくるですよ。
の、はずだったのに!
前回の「失われた時間を求めて」、ケツの痛さと爆睡の記憶しかない。長塚氏のどういう心境の変化か分からぬが、ひたすら抽象的な内容で、大衆演劇とは言えぬ客を試すかのような作品であった。なんかスゴくがっかりしたのを覚えている。
なんでも今回はその続編的な様相を呈しているというじゃないか!
それを事前に知ってるのに、当日券買って観に行く自分。
で…
現実だったり想像の話だったりが交錯し、
そして目に見えぬ事象への問いかけをひたすら続けていき、特に何の答えも出ないままに終了。こういうフワフワしたつかみ所のない世界を見せられる芝居って難しい…笑いの要素を散りばめているわけでもなく、基本的にまじめ。言いたい事を理解しようとすると、もうワケわかんなくなる。
やっぱりこんな感じだったわけで、それでも観に行ったのは、何かの期待だったり、もはや行くという行為を遂行することに価値を見いだしていたのかもしれず…
ってそんなような話もしていたと思う。
まぁ今回は役者が良かったり、場面の転換もポンポンあったので最後まで集中してみてました。
小島聖がいいんだよなぁ
May’n『BIG☆WAAAAAVE!!』
昨年から続く自分の中のマクロスブームの延長で
急遽参戦する事に。
ギラギラサマー(^ω^)ノが聴きたい!
今さらだけど、歌がうまい。
オープニングからユニバーサル・バニー。黒ウサギは出てこなかったが、ダンスが映画と一緒で感激。
立て続けにGet Ready、振りを勉強しといて良かったぜ。
本当にどの曲も良かった。アコースティックコーナーも良かったし。
後は思いついたことをだらだらあげてみる。
(^ω^)ノ
○パラノイアがさばかった!高まり過ぎて何かが崩壊しかけたよ!
ワシがパラノイアなのか!
○ライオンは二人で歌うもの。まだ生きてたくなる。
○キミシニタモウコトナカレ、全開のPPPH
○アンコール登場時の爆発が激しすぎ、ビビる。
○ポールダンスばりの屈伸、エロス!
○ステージ両サイドの1階席、美味しすぎ。
○オーラス1曲の為だけの弦楽器部隊、豪華!
○ヲタの人達のサイリウムの統一感がすげぇ!
ていうか何本持ってきてるんだ!?そんな俺は素手一本!
○20歳の女の子が涙ながらに自分の夢について語り、それに耳を傾ける僕。。。
ホントに楽しかったです!!
(・ω・)ノ
ギラサマは歌いませんでした…
劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜
また観てきた、劇場版マクロスF。同じ映画を劇場で3回も観たの初めて。
やっぱりラストは鳥肌やね。
ずっと目をかっぴらいて観てるもんだから、
終いの頃には目から涙こぼれてくるの。
歌が流れてる中、ウォーって叫びながら、
ガンポッドバリバリ、ミサイル全弾発射ブシュォ〜、
ズガガガガン!と爆発の連続。
これぞマクロスです!This is it
そうなのだ、何故DVD見ればいいものの、劇場で3回も見るのかというと、
この感動をデカい画面で味わえるというそれだけである。興奮度倍増ですって。
私的にマクロス作品を映画館で見るのが初めてで、実は愛おぼやプラスをビデオで見た時に、「あぁ映画館で見てみたかった」と嘆いていたのだ。その願望が作品は違えど叶ったわけである。そりゃあ3回も見れちゃいますよ。
オベリスクのシーンが好き。
前奏が流れて、シェリルが「私の歌だって少しはバジュラに届くんだから!」と上着脱ぎ捨てて駆け出すシェリルを追いかける画がカッコ良い。
ランカちゃんは全体的に可愛すぎ
「アルト君はアルト君だよ」ってあなた…
そうそう、一個気になるとこがあって、テレビシリーズで使ったシーンはまあいいとして、映画オリジナルシーンなのに作画が下手くそ(?)なとこが時折見受けられるのだが、あれは何故?納豆のとことか。不思議なんだよなぁ。
4回目はあるのかい!?
お月見男子
月川ひとみさんを観てきた。お月見。
めちゃくちゃ素敵だった!美しすぎ。見紛うことなく絶対王者。
ダンスのキレ、目力、ボディライン、どれも一級品。見事な人間橋も健在。初代タイガーマスクがデビュー戦でダイナマイトキッドに繰り出したジャーマンスープレックスを彷彿させるようなブリッジ。
そして今日はあの細い腕からは想像できないような豪碗ぶりも披露。脱いだスーツをズバンと投げ捨てる、すげぇかっこよかった。
月ちゃん大好き!